Biography
1981年生まれ。3歳でピアノをはじめる。
神奈川県立希望ヶ丘高等学校卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ科を同声会賞、日本ピアノ調律師協会賞を得て卒業、同大学大学院修士課程修了。
チューリッヒ芸術大学大学院コンサートディプロム Konzert Diplomを最優秀で修了し、同大学大学院ソリストディプロム Solisten Diplom修了。
第16回ブラームス国際コンクール第3位及び審査員特別賞をはじめ受賞多数。友愛ドイツ歌曲コンクール最優秀共演者賞。
これまでにソリストとして神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、横浜フィルハーモニー交響楽団、オンディーヌ室内管弦楽団、横浜市立大学管弦楽団、市川交響楽団、、アンサンブルフィガロ、横浜シティフィルハーモニック、ヨハネス・ブラームス・フィルハーモニカー、横浜金沢交響楽団、ユンゲフィルハーモニーザルツブルク、チューリッヒ芸術大学オーケストラと共演。
首都圏やヨーロッパでのリサイタルをはじめ、国内外の様々な音楽祭やコンサートにソロや室内楽で出演、演奏活動を精力的にしている。
ドイツ音楽、特にベートーヴェンやブラームスには定評があり、2011年から13年にかけて初のベートーヴェン・ピアノソナタ全曲プロジェクトを挙行。2014年には日本ベートーヴェンクライス主催コンサートに於いて師である迫昭嘉氏とピアノ2台による「第九」(リスト編)で共演、2016年にも再演し好評を博す。2020年にヴァイオリニスト滝千春氏とベートーヴェンヴァイオリンソナタ全曲を収録、配信。2019年には「悲愴」「月光」「熱情」、2020年には第30,31,32番でのリサイタルを国内およびドイツにて開催、好評を得る。現在は「Ryu Plays Beethoven」シリーズにて2回目となる全曲チクルスが進行中。
東京小牧バレエ団「ショパン賛歌"憂愁"」や東宝プレミア音楽朗読劇 VOICARION (ヴォイサリオン)などの舞台にもピアニストとして出演している。
これまでにピアノを深谷直仁、杉浦日出男、平尾はるな、加藤美緒子、加藤一郎、小林仁、迫昭嘉、ハンスユルク・シュトゥループの各氏に、合奏及び室内楽を北川暁子、渡辺健二、辛島輝治、漆原啓子、コンラート・リヒター、ウルリッヒ・ コエッラの各氏に師事。
東京藝術大学、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、沖縄県立芸術大学講師を歴任、現在は洗足学園音楽大学において後進の指導にもあたっている。ピティナ・コンペティション、バッハコンクール、日本クラシックコンクール、かながわ音楽コンクール等の審査にもあたっている。
全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員、日本ベートーヴェンクライス会員、横浜音楽文化協会会員。
2013年アルバム「Ryu Plays Schumann, Schumann, Brahms(FLCP21023)をリリース。
(レコード芸術準特選盤)。